Obsidianを使いこなす上で、地味ながらも非常に便利な「デイリーノート」機能について、その設定方法と使い方を解説します。
デイリーノートとは?
デイリーノートとは、その名の通り、日々の記録を書き留めるためのノートです。
この機能を有効にすると、その日初めてObsidianを起動した際に、当日の日付がファイル名になったノートが自動で作成されます。
まだObsidianを使い始めたばかりの方でも、すぐにその便利さを実感できるでしょう。
デイリーノートの設定では、ファイル名の形式(日付のフォーマット)を自由にカスタマイズ可能です。これにより、毎日の記録を日付と紐付けて簡単に管理できるようになります。アイデア次第で、さまざまな使い方ができるでしょう。
設定方法
設定はとても簡単です。
まず、Obsidianを起動し、画面左下にある歯車マークの「設定」ボタンをクリックします。

次に、「コアプラグイン」から「デイリーノート」を選択し、機能が有効(トグルがオン)になっているか確認しましょう。

続けて、デイリーノートの詳細設定を行います。設定画面の左側メニューで「デイリーノート」をクリックすると、右側に各種設定項目が表示されます。
ここでは、下記のような設定が可能です。
- 日付の書式設定
- 新規ファイルの保存場所
- テンプレートファイルの場所
- 起動時にデイリーノートを自動で開くか

今回は設定しませんでしたが、テンプレートを使えば、決まったフォーマット(日記、タスクリストなど)でノートをすぐに書き始められるので非常に便利です。
動作チェック
設定が完了したら、実際に動作を確認してみましょう。
Obsidianを再起動し、デイリーノートを開くように設定した保管庫(Vault)を開きます。

すると、指定した日付形式で自動的にノートが新規作成されているはずです。

ノートの新規作成とファイル名(日付)の入力が自動化されるため、日々の記録をスムーズに始められます。これは、ライフログやタスク管理に非常に便利です。
まとめ
今回はObsidianのデイリーノート機能について紹介しました。
簡単な設定で日々のノート作成を自動化できる便利な機能なので、ぜひ活用してみてください。
使い方に慣れてきたら、テンプレート機能と組み合わせて、さらに効率的なノート環境を構築するのもおすすめです。